2009年02月28日

キャリア関連書評2

『勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─』

管理会計・マーケティングについて知らない人に、身近に感じてもらうためには良い本だと思います。 この本のターゲットは団塊Jr世代。これからの日本を背負って立つ人達です。 団塊世代が『高度経済成長』を支えたのに対して、団塊Jr世代は、『時間あたり生産性向上』を支えるんだと思います。人は減ってもOUTPUTは変わらないというスタンスです。 知識の習得というよりは、自分を奮い立たせてくれるという意味で良本。 団塊Jr世代が20年後、どうなっているか、楽しみです。


『効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法』

ストイックなまでの徹底的な生産性向上を実現するには、この本に書かれている勝間さんの例を参考に。社内のホワイトカラーがみんな勝間さんみたいになれれば、会社の将来にも希望の光がみえるかも。北欧の国々の生産性に追いつき、適正なワークライフバランスの実現のためには、やれることから始めよう。



『トップコンサルタントがPTA会長をやってみた?発想力の共育法』

三谷さんのような大人がいることが 本当に救いだ。 子どもが夢を失い、考える力が低下しているのは、 ゆとり教育の問題ではない。 ヒマと貧乏を与えていないから。 ヒマで貧乏だと、楽しみを自ら作り出すことができる。 アイデア、発想力はそこから生まれる。 それをゆとり教育のせいにして、 塾に行かせ、習い事で埋め尽くし、 でもゲーム、携帯は与える。 学ぶ力を低下させているのは、親、大人である 私たちの責任なのである。 ぜひ親であるみなさん、人材教育に携わる人、 学校関係者、教育問題に取り組む政治家、 そんな人たちに手にとってほしい1冊。


『トヨタの闇』

巨大な広告費でマスコミの首根っこを押さえているがゆえに表に出てこない、トヨタという会社の暗部、醜さを描いている。衝撃的な内容、と読む人もいるようなのだが、私には、あまりにもありがちな、日本的なるもののオンパレードにしか見えなかった。トヨタグループの社員は三河の国に集まって住んでいるので「日本的なるもの」が増幅されるであろうこともよくわかる。そりゃあ、周り中が社宅みたいなところに住んでいれば、常に周囲を気にするようになるし、会社を少しでも批判するようなことは言えなくなるでしょう。。。ただ、日本の優良企業には、トヨタと同じような、江戸時代以来延々と続く地縁的ガバナンス?を強さの根源にしている企業が多いことも事実なのである。かっこいい組織論とか人材マネジメント論とかの世界ではないのだ。そのことは、あまり直視したいない事実である。ここに描かれているような世界を離れて、日本企業が強い組織を作っていくことができるのだろうか?・・・考えなければなるまい。




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posted by サンタ at 22:37| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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